2017年03月09日

スナックほら貝の詩人たち・お母さん詩人のミエさん1976年11月

スナックほら貝金曜コンサート 詩と歌の会より

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ミエさんの詩

だれも知らない国へ 旅立ちたくはない
持ち合わせが無いからといって 躊躇わないで 
そんな時には あんたの中身を覗いてみればいいの
すてきなものが 輝いているものがあるから

それをしっかり胸に抱いてごらんよ
そしたら悪魔だって手玉にとれる
ちょっとわたしが使った手を 話してみる

風にのって 飛んでくる
あの大きなマントのはじっこに
ひょいと指を引っ掛けるの
巻き込まれることなんかないよ
風はまともに吹いているから
だけどだいじな物だけは 落っことさないで
風は強い それをしっかり抱いて

あんたが旅立つなら 
もし帰ってきたら教えて こっそり
あんたはどんな手を使ったか
でももう一度云っておくけど
あんたのいちばん大事なもの 
それをしっかり抱えていること
忘れないで

説明
そのむかし そこでは盛んに詩人たちが 
金曜日、日曜日の午後に 集いゆったり詩を朗読していた 
わたしはとてもうれしい気持ちで 聞いていました
40年前のカセットテープは私の趣味として録音していました 
この間カビないように ときどき聴いて楽しんでいました 
がらりと何かが変わった今 ノイズをすり抜け魂の言葉に共鳴し 
もうずいぶんまえにあの世に旅たった
ミエさんの笑顔に再会するのです



posted by Codomoroujinの海鳴(かいめい)です。 at 09:45| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩の朗読 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする